O.E.カットダイヤモンドの誕生
15世紀に本格的に始められたダイヤモンドのカットは、豊かな輝きを実現するために、18〜19世紀にかけて非常に進歩しました。そして現在の主流とされている、エクセレントカットと呼ばれるカット基準の原型も19世紀末に生まれたものです。
それから100年余り、科学技術は当時では想像もつかぬほど向上しました。そして、21世紀を迎えた今、最新のハイテク技術を結集して誕生した、『人が見た時の輝きの美しさ』を最高に高める究極のカット、それがO.E.カットダイヤモンドです。
O.E.カットダイヤモンドの特徴
O.E.カットダイヤモンドは、ごく一般的な58面体のラウンドブリリアントカットであるにも関わらず、強い輝き(ブリリアンシー)、きらめき感(シンチレーション)、そして色づき(ディスパージョン)が豊かです。 これら3つの評価要素は、従来から専門家の間ではダイヤモンドの美しさにとって大切であるとされてきました。このようなことからO.E.カットダイヤモンドが注目をいただいております。
強い輝き
O.E.カットダイヤモンドの特徴
きらめき感
色づき
輝きの違いは歴然!
O.E.カットダイヤモンドとエクセレントカットの表情の違いを写真でご覧下さい。輝きが強く繊細な表情がおわかりいただけることでしょう。また、裏側の写真が黄色くなっていますが、これはプリズム効果によるもので着色によるものではありません。これこそが、光学設計の違いなのです。
右の写真はレーザー光をダイヤモンドの正面から全面にあて、反射した点を撮影したものです。点の数が多い程、光を取り込む可能性が高くなり、輝き、きらめき感が高くなります。従来最高とされていたエクセレントカットの反射点数が230点であるのに対して、O.E.カットダイヤモンドの反射点は450点と、違いは明らかです。
また、輝き・きらめき感・色づきといった表情は、中心だけでなく周囲まで感じられ、非常に大きく見えるという特徴もあります。これに加えてO.E.カットは、同じカラット数のエクセレントカットに比べて実際に面積が広く、さらに大きく感じられるのです。
上面
背面
O.E.カット
ダイヤモンド
従来のエクセレント カット
O.E.カットダイヤモンド
エクセレントカット
4Cを超えた全く新しい価値基準
従来のダイヤモンドの評価は、カラー、クラリティ、カット、カラットの4つのCで行われてきました。しかし、これらは主に材料としてのダイヤモンドの価値を評価するもので、必ずしも、見た目の美しさを評価するものではありませんでした。O.E.カットは、これら4つの基準だけでは評価することができません。つまり、全く新しい価値基準ができたのです。
O.E.カットダイヤモンドの品質基準は、
こちら
をご覧下さい。
世界に認められたO.E.カットダイヤモンド
O.E.カットダイヤモンドは、精密な3次元光学解析、視知覚特性の考慮、現実的な照明条件の導入といった高度な技術に基づいています。これら日本発の新技術は、既に日本・アメリカを始め世界各国で特許を取得し、世界の有力ダイヤモンドサプライヤーや研究機関から注目をいただいております。また、この新しいカット技術は、NHK・フジテレビ・読売新聞等の国内各メディア、そして海外のメディアでも取り上げられました。
O.E.カットダイヤモンドは、世界で最も有名な業界誌の"Rapaport Diamond Report"で紹介されました。下記のタイトルから、これらの記事を参照することができます。(DIAMONDS.NETへリンクします)
(1)Nov,2000 Byond Excellent
(2)Sep,2004 Marketing OE Cuts / Challenging the 4Cs
(3)Apr,2004 Japanese Start Cutting to Stay in Business
(4)Jun,2005 Building a Market for the OE Cut
(5)Jul,2008 O.E. Cut Finds Success
【取得特許】
2011年05月現在
日本:
(7件)3643541、4482713、4302964、
4709087、4709088、4387405、4387406
アメリカ:
(4件)6,694,778、6,818,280、7,225,641、
7,249,471
ヨーロッパ8ヶ国:
(2件)1181875、1341759
ロシア:
(3件)2231964、2309650、2318420
カナダ:
(3件)2352725、2418534、2446636
オーストラリア:
(3件)769674、2003200199、2003252866
中国:
(5件)218096、ZL03110714.1
ZL200310119700.4、ZL200580012267.1、
ZL200580012202.7
香港:
(3件)1043025、1057152、1064637
台湾:
(3件)200465、228401、237557
韓国:
(2件)0476794、10-1021428
シンガポール:
(3件)104357、111160、114494
イスラエル:
:144685
南アフリカ:
(2件)2001/6774、2003/1228
メキシコ:
252223
インド:
(2件)213602、223335
タイ:
24775
インドネシア:
(2件)0021753、0021753
アルゼンチン:
AR038436B1
※上記の他、特許査定が確定し事務手続き中の案件あり
▲日本特許
▲アメリカ特許
▲ヨーロッパ特許
O.E.カットダイヤモンドのバリエーション
O.E.レインボウ カット
O.E.レインボウとは変形の58面体ブリリアントカットで、らせん状の反射により光の分散を最高に高めたために、虹色の輝きを示します。
O.E.プリンセスカット
プリンセスカットは表情が繊細である反面で、反射光が細かく輝きが弱いと言われていました。これに対してO.E.プリンセスカットは従来のこのような弱点を改善し、2〜2.5倍の輝きを示します。
O.E.メレ ダイヤモンド
0.1ct以下の小さなダイヤモンドはメレダイヤモンドと呼ばれます。メレダイヤをOEにカットすることは、非常に高度な技術を要します。しかし0.03ctのメレですら、完全なハート形が見えます。OEメレカットのメリットとして、直径が大きいだけでなく、円周部が良く輝くのでさらに大きく見えるのです。又、角度が揃っているので加工に適しており、複数石の集合体で作ると、輝きと色彩のハーモニーにより一層美しく輝きます。
その他のファンシーシェイプのO.E.カットも順次製品化予定。
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